特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

2023年の生産活動の売上額です

2024年1月26日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

本日1月26日(金)に「災害に関する研修会」が行われまして出席いたしました。近年、事業所の防災対策というのが義務化されており、当事業所「ねいろ」でも研修会に参加して、しっかりとした対策を講じなければなりません。
2024年度からは業務継続計画の策定が義務化されます。大地震などの緊急事態に遭遇すると事業所としての操業率が大きく落ち込みます。何も備えを行っていない事業所は、事業の復旧が大きく遅れて事業所としての事業運営の縮小を余儀なくされたり、復旧できずに廃業などに追い込まれたりするおそれがあります。一方、業務継続計画(BCP)を導入している事業所は、緊急時でも中核事業を維持・早期復旧することができて、操業率を100%に戻したり、さらには関係機関ならびに利用者の方たちの信頼と安心を得て事業が拡大したりすることも期待できるようです。
私たち障がい福祉サービスにおいては、普段の業務と違っていることでも利用者の方が望むこと(困っていること)があれば出来るだけサポートをしなければならないと思います。そのサポートがたとえ事業収入にならなくてもです。

さて、当事業所「ねいろ」では生産活動を積極的に行っております。現在は農産物の加工・販売を行っております。
ほうれん草、かぶ、じゃがいもを利用者の方たちと袋詰めをして売っております。
どれも100円ですよ!
売れ行き好調で、地域の方々がたくさん買ってくれます。
この生産活動に係る売上は、すべて利用者の方のお給料となります。
2023年における生産活動の売上は、140,411円でした。
主な収益といたしましては、このような農作物の加工・販売、スポーツ用品の縫製業の補助(タグ付け、水着の畳み、ゴム紐裁断、シール貼りなど)、そして封入作業です。
ご契約の利用者の方一人当たり、6,000円弱のお給料(賃金)を毎月お支払いすることができました。
これも、先ずはお仕事を下さる関係者の皆さまに感謝申し上げます。そして、当事業所「ねいろ」を地域で見守ってくださるご近所の方とその地域の方々、何よりもこの生産活動を共に行っている職員の人たちみんなに感謝です。
利用者の方たちがこれからもこの生産活動に従事していけるように2024年も引き続き行っていきたいと思っております。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】