特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

精神保健福祉士の国家資格 受験してきました

2024年2月6日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

生産性の向上というのは、多様な人材の活用によって実現することもあります。
例えば結婚や出産の後の女性の就業率低下は軽微になっておりますが、正規雇用率については出産後の低下は続いており、いわゆる「L字カーブ」がみられます。
出産に伴う退職や休職を契機に、従事するタスクのレベルが下がったり労働時間が減ったりすることで、女性の生産性が低下しているのです。
女性や多様な人材の能力を最大限に活用できるようになれば、日本全体の生産性や賃金は高まるはずです。
また、生産性の上昇は働く人たちのウェルビーイング(心身の健康や幸福)を高めることでも実現します。日本人の睡眠時間は先進国の中でも著しく短いことが知られております。短い睡眠時間は働く人たちの作業効率を下げるだけに、働き方改革などで労働時間を減らして、良質な睡眠を確保できれば、働く人たちのレベルの作業効率や生産性は上昇するはずです。
実際に従業員の睡眠時間が長く質が高い企業ほど、利益率が高い傾向にあることが分かっております。ウェルビーイングの向上によって生産性が上昇し、それに伴い賃上げがなされれば、賃上げによるウェルビーイングのさらなる向上といった好循環にもなると思います。

さて、私事ではありますが。。。
先週の土曜日(2月3日)に「精神保健福祉士」の受験に行ってきました。
精神保健福祉士は、精神保健福祉士法(平成9年法律第131号)に基づく名称独占の資格であり、精神保健福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の医療施設において精神障がいの医療を受け、又は精神障がい者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の地域相談支援の利用に関する相談その他の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行うことを業とする者をいいます。
さらに、精神保健福祉士を取り巻く環境の変化に伴い、精神保健福祉士が果たす役割は、精神障がい者に対する援助のみならず、精神障がい等によって日常生活又は社会生活に支援を必要とする者や精神保健(メンタルヘルス)の課題を抱える者への援助へと拡大してきており、また、役割の拡大とともに精神保健福祉士の配置・就労状況も、医療、福祉、保健分野から、教育、司法、産業・労働分野へ拡大しています。
結果はまだ分かりませんが。。。7割近くは取れておりましたので、3月の合否発表を楽しみにしております。
チャレンジをすることは良い風に感じますが、時に心が折れそうな時もあります。しかし、このチャレンジをした先の自分を想像することで今の自分を奮い立たせることが出来るのだと思います。
精神保健福祉士の国家資格を取得したからといって、これといって変わることはないかもしれませんが、知識を高めて学んだことをサービスに変えて提供していくことで、利用者の方たちへのより良い質の高いサービスに寄与できると信じております。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】