特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

精神保健福祉士 合格いたしました!

2024年3月5日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

私、この度 精神保健福祉士を受験しまして無事に合格いたしました。これからは、さらなる知識の向上を図り、利用者の方たちへの支援に寄与していきたいと思います。
当事業所「ねいろ」もそうですが、少子高齢化が進み労働力人口が減少しているために、各企業は労働力の「質」の向上を通じて生産性を高める戦略に転換しております。一方、労働者も働く意義を再考して、より充実した働き方を模索し始めています。
働くうえで、自己効力感や仕事の意義(働くことの意義)を高めることって私は大切なことだと思っております。自己効力感は自らの行動を主体的にコントロールできるという感覚です。先行きが不透明な中で自律的な働き方を求められても、自己効力感は実感できないでしょう。身近で具体的な目標を設定(資格取得など)して、これらを達成することで小さな成功体験を積み重ねる工夫が求められます。
【なんのために働くのか】
今の世の中、働き方だけでなく休み方にも注目して、仕事と私生活の関わりをポジティブな視点から捉えなおす時期なのかもしれません。このような多面的な視点を持って、これからの生き方・働き方を俯瞰的に見てみることが大切かもしれませんね。
人が一人でできることは限られております。だから私たちは集団を形成して1プラス1が2以上になるように活動をしております。学校や会社、社会、地域自治体など世の中には集団があふれております。
「3人寄れば文殊の知恵」とよく言ったもので、一人で考えていても思いつかないのに、みんなで相談して考えていけば素晴らしいアイデアが出るという例えです。
あるテーマについて自由に意見を出し合うことによって、新しいアイデアを生み出す方法をブレインストーミングといいます。他人のアイデアを聞いて、そのアイデアがきっかけで自分自身にもまた新しいアイデアが浮かびます。あまり意味がなさそうなアイデアでもほかの職員から意外と感心されたり、自信や喜びもそこでは生まれるのです
しかし、一方で「船頭なくして船山に上る」ということわざもあります。これは、指示する人が多すぎると方針の統一性が図れずに、船が山を上ってしまうように、見当違いな方向に進んでしまう例えのことです。集団には他にも、集団の凝集性が高まれば高まるほど、意見が出にくくなったり、集団であるがゆえに起こるリスキーシフトなどがあります。
類似した目標に向かう集団同士が視点や方法論が少し違うだけで、お互いを潰し合っているように見えることもあります。集団には内集団びいきというものもあるからです。自分が所属している集団をひいき目で見てしまうという心理学的な考え方です。
しかし、どんな集団であっても、そこでは必然的に人同士の関わりがあります。人間関係の広さや深さは様々ですが、そのことで苦しみ心身に悪影響が生じてしまうことがあります。
一人で考え続けると悩みの溝を深めてしまうこともありますからね。
当事業所「ねいろ」では、職員みんなが持っている知恵を共有してこれからも前を向いて事業を行っていきたいと思います。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】