【職場環境要件】当事業所「ねいろ」の取り組みをご紹介いたします
2024年6月17日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
アドラー心理学を読むとこう書いてあります。
「人間の悩みはすべて対人関係にある」
そもそも私は思うのですが、同じ環境や共同体などに嫌な人がいるのは当たり前のことだと思います。
人と人との相性には「2対6対2」の法則というものがあります。
これは、2割が相性の良い人、6割が普通の人、残りの2割が相性の悪い人のことを指しております。
誰にでも嫌な人や苦手な人はいると思います。
言い換えるならば、「全員に好かれる人はいない」「誰もが2割程度の人を苦手としている」ということだと思います。
また詳しくはお伝えしたいと思いますが。。。
すべての人から好かれたいと思ったり、すべての人から嫌われていると思うことは、幻想や妄想に過ぎないのかもしれません。なぜなら、人って、皆さんが気にしているほど自分に関心はないのです。
人はそれぞれ違って当然なのです。だから、みんなと同じようにするのはそもそも無理があるのです。
もし、そのようなことで悩んでいる方がいれば、そのようなゴールは目指さずに意味がないのだと思うことも時には必要かもしれませんね。
さて、当事業所「ねいろ」の職場環境で取り組んでいることを今日はご紹介できればと思っております。
これは、処遇改善加算を取得するために必要な事項でありますが、やらさせてる感ではなく事業所としてうまく取り組めばきっと良いものになるかと思っております。
1.入職促進に向けた取り組み
(内容)
他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者にこだわらない幅広い採用の取り組みの構築。
(具体的施策)
求人を募集する際に、条件の緩和や撤廃、さらに経験に有無に関係なく幅広く求人の募集を行います。
採否についても、年齢や経験の有無に関係なく判断できるように実施します。
2.資質の向上やキャリアップに向けた支援
(内容)
働きながら介護福祉士等の取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い支援技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引研修、強度行動障がい支援者養成研修、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等。
(具体的施策)
研修計画に定めている通り、研修受講や任用資格取得、国家資格取得については会社が一部または全部を費用負担します。全職員を対象に、自己啓発を促し資質の向上やキャリアアップに向けた支援を実施することで、各種の研修の受講や資格取得を目指しやすい環境を整えます。
3.両立支援・多様な働き方の推進
(内容)
有給休暇が取得しやすい職場の環境。
(具体的施策)
・土日や祝日の前後、飛び石連休の間の平日に有給休暇を取得して、連続休暇にすることを促す取り組みを行います。
・有給休暇を付与した日から1年以内に時期を指定して年5日の有給休暇を年10日以上の年次有給休暇が付与される職員にたいして、年次有給休暇の日数のうち年5日については、計画的に指定して取得できる環境を整えます。
4.腰痛を含む心身の健康管理
(内容)
事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備。
(具体的施策)
事故・トラブルへの対応マニュアルの作成や
損害賠償責任保険への加入を行います。
5.生産性向上のための業務改善への取り組み
(内容)
タブレット端末やインカム等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入による業務量の縮減。
(具体的施策)
介護ICTソフト、タブレット端末の導入により、日々の記録や利用者情報の情報共有化を容易にして、業務負担の軽減に取り組みます。
6.やりがい・働きがいの構成
朝礼やミーティング、月次会議による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の福祉・介護職員の気づきを踏まえた勤務環境や支援内容の改善。
(具体的施策)
毎朝の朝礼で情報の共有化を行います。また、毎月1回の月次会議にてサービス提供の際に気づいた点、日常業務の中での実体験に基づく現場からの改善点や工夫の提案、ヒヤリハットの報告と情報共有、利用者に関する細かな気づきを報告し合って情報共有し、トラブルの未然防止や支援の質の向上を目指します。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。