特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

虐待防止・身体拘束禁止委員会を開催しました

2025年2月21日

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

本日より、新職員が一緒に仕事をしてくれております。
早くから出勤していただき感謝です。
当事業所「ねいろ」には、メンターとなる職員も多く在籍しておりますので、親切・丁寧に支援から業務内容を伝えていき、一日でも早く仕事に慣れていただければと思います。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

さて、令和7年2月10日(月)に「虐待防止・身体拘束禁止委員会」を開催いたしました。この委員会については、必ず1年に一回以上は開催して活動しなければならないと定められております。
今回の内容としては、委員会規程の見直しと虐待防止のための指針の見直し。さらに、身体拘束等の適正化のための指針の見直しを諮りましたが、現段階では特に見直しをする必要はありませんでした。虐待防止・身体拘束等禁止のための計画づくりについては、来月の3月に研修を実施する予定にしております。
当事業所「ねいろ」の来年度の研修計画については次の通りとしております。

1.月次会議
・虐待防止・身体拘束等の禁止については、日頃の意義・意識の徹底を月次会議にて行っていきます。
2.人権意識を高める研修
・虐待防止・身体拘束等の禁止については、障がい者虐待防止法等関係法律や通知、指定基準等を周知徹底していきます。
また、職場内研修用冊子を活用して、勉強会を実施していきます。
3.メンタルヘルスの研修
・虐待防止・身体拘束等の禁止については、怒りの感情への対処法を身につけるための研修を実施していきます。また、職員セルフチェックリストを活用して記入・回収・分析を行っていきます。
4.知識と技術を習得するための研修
・虐待防止・身体拘束等の禁止については、障がいや精神的な疾患等の正しい理解を習得するための研修の実施。また、強度行動障がいの方たちの背景、理由を理解する技法・研修、任用資格の取得を目指します。
5.事例検討
・虐待防止・身体拘束等の禁止については、ニーズをくみ取る視点を学び、個別支援計画というツールを活用しての一貫した支援および支援者の役割を学んでいきます。
6.その他
・虐待防止については、虐待防止マネージャー研修の受講を順次促します。身体拘束等の禁止については、記録の記載方法を学び、多職種連携による連絡調整の仕方を研修や勉強会で共有化していきます。また、宮崎県が主催する障がい者虐待防止・権利擁護研修を管理者コース、従事者コースともに受講することで意識を高く持てるようにしていきます。
・虐待防止・身体拘束等の禁止について両方言えることですが、労働環境・条件、風通しの良い職場環境づくりを行い、職員一人ひとりの負担軽減のためにさらなる職員の増員も検討していきます。
・定期的にストレスチェックを実施していき、必要であれば外部や社内での面談も実施していく予定です。
・入社6か月以内の職員については、新人研修として権利擁護に関する勉強会を実施していきます。

以上、令和7年度も研修や勉強会、会議などを通じて職員の意識徹底を図り、より良いサービスを提供できるように運営していきます。
当事業所「ねいろ」で定めている「虐待防止マニュアル」の通り、当事業所「ねいろ」を利用してくれている利用者の方たちを支援する際には、いつの間にか人権を侵害してることはないか、冷静に振り返ってみることが重要だと思っております。人権を擁護できているかを客観的に自己評価するためには、自らの行動を点検する自己チェックシートを活用したり、研修を受講したり、会議や勉強を開催することが大切ですからね。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】