3.11に学ぶ【あわてない】ということ
2025年3月12日
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
昨日は3月11日でした。
戦後最悪の自然災害となった東日本大震災は昨日の11日で、発生から14年が経ちました。
私たちはこの大震災から多くのことを学び、そして教訓とすることが多々あるのではないでしょうか。
以下、日本財団より。
今年の1月15日、南海トラフ地震の30年以内の予想発生確率が80%程度に引き上げられました。大地震の可能性が高まっていると思われます。日本では、生活と地震の危機が常に隣り合わせにあります。いざという時に「あわてない」ために、私たちが常日頃からできることを行い、地震に備えることが必要なのです。
大地震が起きたら。。。
【あわてず、自分の命を守る】
大地震の時には、一人ひとり、自分の命を守ることが最優先です。自分が助かって初めて他人を助けられます。パニックにならず、頭部を守って丈夫な机・テーブルの下へ。あわてて外へ飛び出すと、ガラスなどの落下物が多く危険です。安全を確保した上で、冷静に次の行動を考えましょう。
【あわてず、火を消す】
揺れている間は熱湯や油でやけどをする危険があります。無理はせず、揺れがおさまってから火の始末をしましょう。最新のガスコンロやガスメーターには揺れを察知して自動的に火を消したり、ガスの供給を止めるものが多くあります。あわてずに行動しましょう。
【あわてず、高いところへ】
海岸や川の近くでは津波に注意が必要です。様子見はせずに、すぐ高台に避難しましょう。そのために、日頃から自宅と海・川の位置関係を考えて避難ルートの確認や避難訓練をしておくことが助けになります。居住地域の指定避難所や広域避難所を自治体のホームページ等で確認しておきましょう。
【あわてず、助け合う】
自分の安全を確保した上で、助け合うことはもちろん重要です。倒れている人がいたら助け起こし、応急手当てができる状況なら止血や簡単な手当てをします。また、自分本位な行動は混乱のもとになります。不透明な状況かでも順番や決まりを守り、協力し合うことが必要です。
【あわてず、デマに注意】
地震直後はSNSなどネット上でデマが飛ぶことがあります。避難指示、避難所の近況、救護を求める人の有無などの情報がデマであった場合、信じてしまうと、拡散してしまうことは非常に危険です。ラジオやテレビ、国、自治体など発信元の確かな情報を得ることを心掛けましょう。
自宅や職場、学校など基本は同じです。
最適な行動は場所、タイミングによって異なりますが、常に正確な情報を入手して冷静な状況判断・行動を意識したいですね。
以下、イラストで学ぶ防災の知恵がありますので、ぜひご覧ください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/lp/saigai
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。