心身の健康管理についての取り組みをご紹介します
2025年5月27日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
複数の作業に追われるマルチタスクに悩む人は多いかと思います。ひとりで複数の業務を負う能力というのは現代の必須スキルとされています。しかし、このマルチタスクは2割ほど能率・効率が下がってしまうことが分かっております。古い記憶など様々な情報の中で、いま必要なものだけに注意のスポットライトを当ててアクセス可能にしておくのがワーキングメモリーです。一度にアクセスできる情報の量がワーキングメモリーの容量です。この範囲内で人は複数のタスクをこなしているのです。
左脳は言語や論理を、右脳はイメージや感情などをつかさどりますが、左脳だけで処理しきれずに右脳に助けを求めるようになると、右脳はもともとの担当と異なる仕事のためできる量に限界があります。徐々に能率が下がり、普段使わない右脳も駆使して処理しようとするフル回転状態になります。これがマルチタスクを完全に処理しきれずに頭がパンクしそうになっている時の状態らしいのです。
当事業所「ねいろ」でもそうですが、仕事では一つのタスクに集中したいものですが、日常生活ではマルチタスクが不可欠です。自転車で例えると、運転中は注意を分散させることが大切で、信号ばかりに注意を向けてしまうと、歩道から飛び出してきた人に気づくのが遅れたり見落としたりして、事故に繋がります。
ではマルチタスクによって頭がパンクしそうになったらどうすればよいのか。。。それはメモをとることだと思います。一度書き出せば安心して忘れることができます。ワーキングメモリーの容量というのは限られているので、それを意識していっぱいになりそうだったら少しわきに置いたりして意識的に脳に余白をつくることが肝心だと思います。
さて、当事業所「ねいろ」では腰痛を含む心身の健康管理において以下の取り組みを実施していきます。
短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業者のための休憩室の設置等健康管理対策の実施においては、全職員を対象とした健康診断の受診を促し、要精検者への受診勧奨、保健師等による保健指導を行えるように勤務時間・日の調整を図ります。そして、ストレスチェック制度・体制の整備、外部の相談窓口の設置を行い、希望する職員については実施します。さらに、福利厚生の一環として勤務中のコーヒーを提供してコーヒーブレイクタイムを促し、調理室で気軽に休憩できる環境を提供します。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。