特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

ダイバーシティを事業所でも

2023年5月23日

皆さん
こんにちは。

宮崎市大橋にあります「生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

突然ですが。。。なんで眠るのかなんて考えたことはありますか。また、なんで夢を見るのか。
こういった根本的な謎を解こうと研究が進められているようです。
人では睡眠は記憶など脳の働きと関わり、不足すれば体や心に不調をきたします。
人の睡眠には2つの状態があることは皆さんも知っていると思います。
ノンレム睡眠とレム睡眠です。
ノンレム睡眠では、脳の活動が低下して寝返りなどの行動をします。単純なイメージの夢を見て心拍や呼吸が低下します。
一方、レム睡眠では、脳は活発に活動し、眼球は素早く動いております。奇妙なストーリーの鮮明な夢を見て心拍や呼吸が上昇します。
ノンレム睡眠が約75%、レム睡眠が約25パーセントを占めると言われております。眠るとまずノンレム睡眠に入り、その後にレム睡眠となり、これを交互に繰り返します。その周期は約90分と言われております。
ノンレム睡眠が深い眠り、レム睡眠を浅い眠りなどと言っておりますが、これは誤解だというのです。
ノンレム睡眠では脳の活動が低下して、逆にレム睡眠では活発に働きます。ノンレム睡眠でも単純なイメージの夢を見ています。かつてはレム睡眠は記憶の整理に関わると考えられていたそうですが、最近はレム睡眠の役割の方が大きいと言われております。
脳の発達とともに、複雑・多様な睡眠になっていってきているのでしょうか。
私はヤクルト1000を飲み、睡眠の質の向上を図っております、とどうでも良い情報でした。。。

さてさて、経営にもはや多様性は不可欠です。これは常識だと思います。
当事業所での男女比率は圧倒的に女性が多いです。
多様性を意識したわけではありませんが、役職員も女性の方が多い職場です。
利用者の方たちのために、職員のために、会社のために自分の時間を犠牲にしてくれている職員の皆さんには感謝しかありません。その中でもみんなから頼られ、周囲から評価されるべき人たちが役職員として業務を担ってくれております。
「集団浅慮」これは心理学の用語で自分たちを過大評価し過度の楽観主義に陥ることです。外部からの警告などを無視し、異論を唱えるメンバーに圧力をかけたりすることもあります。
これでは、職場での多様性を確保して危機管理などに備えることは出来ないと私は思います。
この集団浅慮にはまり、従来のやり方を変えることができず、成長の機会を逃してしまっては元の子もありません。組織としてこの多様性を広く受け入れることが必要だと思います。
これからも、多様性に富み、またそのような環境づくりにできるよう努力をし続けることが重要だと感じております。
女性でも男性でもみんなが活躍する事業所、女性は。。。男性は。。などといったアンコンシャス・バイアスを捨てて仕事ができると良いなと思っております。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生活介護事業所 ねいろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】