特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

自己効力感を高めて主体的に行動すること

2024年10月21日

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

令和6年10月24日(木)。
当事業所「ねいろ」に入社希望の看護師の方が事前見学に来てくれます。当事業所「ねいろ」にご入社前に少しでも業務内容を知っていただければと思います。また、働き方などご本人さんの希望に添える形でシフトも考えていきたいと思っております。
当日は気を付けてお越しください。職員全員でお待ちしております。

さて、私たちは支援職としてのプロ意識のもと業務に従事しております。
知らないことや事案、状況に直面する時に変化をポジティブに捉えて受け入れ、まだやったことのないことに積極的にチャレンジする心を持っていければと思っております。その際に大切なことは、「自分にはできる」という確信と信頼、つまり自己効力感というのがとても大切になります。
自分を信じる度合が強ければ、困難な状況に陥っても諦めずに頑張ることができるはずです。自己効力感とは、行動に直結するモチベーションを生み出して、それを高める源であり、行動に変化をもたらす先行要因となるのです。
自己効力感は、漠然とした自信とは異なります。
科学的に高めることができる自信なのです。実践や経験を積むといったトレーニングによって獲得することができます。仕事に限らず、勉強やスポーツによってやり遂げる力、問題を克服する力に関係しています。何かをやり遂げたい時に、そこに向かう自分の能力を信じることができるのが自己効力感です。
支援を行う身として、バーンアウトを起こさぬようありのままの自分を認め、受け入れ、大切にする。そうすれば自分に価値を感じ、自分を信頼することができます。そのためには、自分で成功や失敗を直接体験することも大切でしょう。過去の成功や逆境を乗り越えた経験を活かし、自分では見えていなかった行動と結果の関係に気づく時があるかもしれません。この認知の積み重ねが自己効力感を高めていくのです。身近で具体的な目標を設定して、これらを達成することで小さな成功体験を積み重ねることも効果的だと思います。
現代はスマホとソーシャルメディアの組み合わせによって、自分に嗜好が近い人の情報を繰り返し目にする機会が各段に増えてきているように感じます。また、その情報量も莫大なものです。
当事業所「ねいろ」では、職員全員が自己効力感を高め、自らの行動を主体的に実践できるような人によって利用者の方たちにより良いサービスを提供しているのだと思っております。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】