特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

障がい者就労支援士

2025年1月15日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

当事業所「ねいろ」では今月の1月は【感染症対策委員会】を開催いたします。感染症対策委員会とは、令和6年度から感染症対策の強化に係る取り組みとして義務化されたことによって、委員会の開催が制度化されました。この感染症対策の強化に係る取り組みとしては、感染症対策委員会の定期開催及び結果を職員へ周知すること、感染症の発生及びまん延防止に関する指針の整備や感染症対策の研修や訓練の実施をすることです。なお、感染症対策委員会の開催については、3か月1回以上と定められております。
今回の議題としては以下の点については話し合いたいと思っております。
1、感染症対策チェックリストの共有化
2.インフルエンザの予防・対策について
3.感染対策の基礎知識の確認
4.次年度にむけての研修・シミュレーションの話し合い
5.感染症対策マニュアルの確認と改定
感染対策の基礎知識は、感染源の排除、感染経路の遮断(感染源を持ち込まない、拡げない、持ち出さない)、宿主の抵抗力の向上の3つです。
このことを理解し、安全・安心して利用できる事業所作りを行っていきます。

さて、厚生労働省がまとめた障がい者の雇用状況に関する調査によると、24年時点で民間企業に勤める障がいのある方の人数は67万7,000人と、10年前と比べて57%も増加したのです。これは、国が企業に求める障がい者の法定雇用率引き上げが背景にあって、就労支援の需要というのは高まっております。
これに、新しい資格を創設して障がい者就労支援の認知度を上げて、人材確保や待遇改善に繋げる目的があるのだと思います。
この障がい者就労支援士とは、2025年度から学科試験のモデル問題作成に着手し、早ければ28年度から開始を目指すとのことです。当面は新たにつくる業界団体が主催する民間資格として運用して、将来的には国家資格としても視野に入れるみたいです。条件としては、障がい者就労視点の実務経験を3年以上持つ人や、障がい者の職場適応を助けるジョブコーチの養成研修を受講した人が受験できるようです。また、障がい者雇用や福祉の政策に加えて、労働法や障がいそのものに関する知識も問われるみたいですね。
資格を創設したところで。。。ということもなくはないですが、障がいを持つ方の雇用というのは進んでおります。生産年齢人口の減少も加速するなか、あらゆる業種で人手不足が深刻化しています。これから期待されるべき方たち、特に働きたくても働けない、働く意欲のある人は多いはずです。その方たちに適切な環境を整備して雇用へと結びつけられれば貴重な力となるでしょう。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】