特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

長期の学びなおしの必要性

2025年9月10日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

当事業所「ねいろ」では処遇改善加算に関する規程にある通り、【資質の向上やキャリアアップに向けた支援】として働きながら国家資格等の取得を目指す者に対する研修受講支援や、より専門性の高い支援技術を取得しようとする者に対する各国家資格の生涯研修制度、サービス管理責任者、喀痰吸引研修、高度行動障がい支援者養成研修等の業務関連専門技術の受講支援等の一環として、以下のような取り組みを行っています。
当事業所「ねいろ」では具体的な取り組みとして、研修計画に定めている通り、通信教育や専門学校、各種研修受講や任用資格取得、国家資格については会社が一部または全部を費用負担しています。全職員を対象に、自己啓発を促して資質の向上やキャリアップに向けた支援を実施することで、各種の研修の受講や資格取得を目指しやすい環境を整えています。また、受験日や試験日にはシフトを調整して職務免除できるような環境を整えています。

現在、当事業所「ねいろ」では介護福祉士の資格取得に向けた研修の受講をしている職員、強度行動障がい支援者養成研修(基礎研修・実践研修)の受講をしている職員がいます。

処遇改善で定められている通りのことを実践していますが、10月からは会社員らのリスキリング(学びなおし)への支援が拡充されるそうです。雇用保険に加入する労働者が、自発的なリスキリングのため連続30日以上の無休休暇を取得すると、賃金の一定割合を教育訓練休暇給付金として受け取れるのです。これには、給付金というリスキリング期間の経済支援で労働者に主体的な学びを促し、労働者の市場価値を高めることで、転職や再就職も含めた雇用の安定を図るのが目的みたいです。
では、現在2025年に最も重視するスキルは何なのでしょう。
それは、「分析的思考」「回復力・柔軟性・機敏性」「リーダーシップ・社会的影響力」の順のようです。
このように自社の人材のスキルアップというのは採用コストの削減や生産性向上の効果も期待されることが分かりますよね。

人口知能(AI)の登場などで労働環境の変化は激しくなっています。世界経済フォーラムが世界の労働力を100人とした試算では、2030年までに59人にリスキリングが必要とされているのですから。

それでは。

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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】